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「視覚障がい者の歩行をサポート!IoT点字ブロックの実証実験」を行います

2022年09月09日 13:00



この度、大阪市のIoT・ロボットビジネス実証実験支援プログラム「AIDOR(アイドル)」を活用させていただき、「薄型ソーラービーコン内蔵点字ブロック実証実験」を、令和4年9月16日(金曜日)から令和5年2月28日(火曜日)まで アジア太平洋トレードセンター(ATC)にて実施します。
ビーコン①
 本点字ブロックは、耐候性ポリウレタンを使用したシートタイプで、ソーラー発電型ビーコンを内蔵しながらも厚さ7mm(突起高5mm、シート厚2mm)と薄型化を実現、裏面がアルミ粘着シートになっているので、どんな床材でも手軽に設置することが出来ます。また、既設の点字ブロックについても簡単に貼り変え可能です。
 高効率なソーラー発電及び省電力制御技術により室内照明程度の明るさがあれば十分駆動するため、電池交換などのメンテナンスは不要です。
 さらに点字ブロック本体に自由に印刷することが可能なので、健常者向けの視覚的な道案内としても活用することが出来ます。まさに、持続可能で包摂性のある社会を目指すSDGs時代の街づくりに最適な製品です。

 本点字ブロックは、セイコーホールディングスグループが開発した小型、低消費電力のBLE通信モジュール及びソーラパネルを、サカイシルクスクリーンの薄型特殊シートに実装する構造を確立いたしました。(特許出願済み)。さらに、視覚障がい者向けの道案内などに使用するスマートフォン向けアプリケーション開発には、ACCESSのソフトウェア開発力に、PLAYWORKSの視覚障がい者が抱える課題やニーズの把握、ならびにサービスデザイン力を融合して実現しています。

 サカイシルクスクリーン、ACCESS、セイコー、PLAYWORKSの4社は、鉄道、空港をはじめとする社会インフラを構築する事業者のSDGs達成に向けたサービス開発・提供を支援してまいります。

※1 ソーラー発電型ビーコンと薄型点字ブロックの組合せにおいて。(2021年3月18日現在、セイコーおよびサカイシルクスクリーン調べ)

※2 1967年3月18日、岡山県立岡山盲学校の近くにある交差点に世界で初めて点字ブロックが敷設されたことを記念して、社会福祉法人・岡山県視覚障害者協会が制定した。


■ユースケース 駅での施設案内
ビーコン②
■「薄型ソーラービーコン内蔵点字ブロック」の主な仕様
ビーコン③ ■実施内容■
 アジア太平洋トレードセンター(ATC)の3箇所(総合案内所前、ハーバーアトリウム、咲洲庁舎連絡通路前)で、点字ブロックの一部を「薄型ソーラービーコン内蔵点字ブロック」に貼り替えて実施します。同点字ブロックを通過した際に、歩行者のスマートフォンアプリ「LINE」を通じて画面や音声にて道案内や施設案内を行います。
 (注)関係者及び事前に募集した視覚障がい者を被験者として実施します。

■検証項目■
 ●BLEビーコンの電波強度・電波範囲の設定による歩行者への情報発信のタイムラグの確認、BLEビーコン機器の耐荷重検証
 ●視覚障がい者にどこでどのような情報・案内を伝えたらよいかの検証
 ●インバウンド向けの多言語での道案内の伝達の検証

■実施期間■
 令和4年9月16日(金曜日)から令和5年2月28日(火曜日)まで

■実施場所■
 アジア太平洋トレードセンター(ATC)(大阪市住之江区南港北2-1-10)

【取材について】
  取材を希望される場合は、下記問合せ先へご連絡ください。
  問合せ先:ソフト産業プラザTEQS(公益財団法人大阪産業局)
  担当 下地さま、藤井さま 電話 06-6615-1000

■実証実験の内容につきましては、下記のURLもご確認ください■
大阪産業局:https://teqs.jp/news/2022090722095
大阪市  :https://www.city.osaka.lg.jp/hodoshiryo/keizaisenryaku/0000578088.html

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